3)試験当日の準備、対策

今回は、TOEIC試験当日にやっておいたほうが良いことをまとめましたので、ご紹介します。

実際私もこの方法を使用していました。


1)シャープペンではなく、マークシート専用の鉛筆/シャープペンを使用する。

もしかしたら何を言っているんだろうと思われるかもしれませんが、これはかなり重要です。

リスニングもリーディングにも共通して言えるのが

いかに少ない時間でマークするか

です。

特にリーディングでは一つ一つのマーキングのスピードが遅いと、問題自体に費やすことのできる時間が減ってしまいます。

実際、シャープペンですと芯が細いので5秒くらいマーキングに時間がかかりますが、マークシート専用の鉛筆を使うことで芯が太いので2〜3秒でマークすることができます。実際問題は100問あるので、これだけでも

5分くらい時間を稼ぐ

ことができます。

特に私のオススメはこのマークシート専用シャープペンです。

当日だけでなく、事前の勉強の時から使ってみて試して見てください。

2)試験直前まで公式問題集リスニングを1.5倍速で聞く

これは当時私がTOEICだけでなく、IELTSなどの英語試験でも共通して行なっていた対策です。

なぜこの対策を行なっていたかというと、

実際のTOEICリスニング試験の音声が感覚的に遅く聞こえる

からです。

科学的な効果は正直わかりませんが、実際私の感覚では本番の音源が感覚的に遅く聞こえました。

また、前回お話した通りTOEIC試験本番の音声は公式問題集のリスニング音声と同じであるため聞く音声は公式問題集の音源を聞くことをオススメします。

試験直前まで時間が許される限りイヤホンで聞き続けてください。

私は当時ソニーのウォークマンの1.5倍速機能を使っていました。

3)試験官にリスニングの音量を上げてもらう。席順を変えてもらう。

皆さん、実際の試験の時のリスニングが普段聞いている音源より聞きにくいと感じたことはないでしょうか。

私も当時、試験本番のリスニングが実際今まで聞いていたものより聞き辛いと感じていました。考える中で私は下記のことが原因じゃないかと考えています。


A)普段のリスニング対策でイヤホンを使用している。

普段、皆さんイヤホンでリスニング対策していると思います。

一方、当日の試験はスピーカー音声です。

このため、イヤホンで普段聴くことに慣れているため当日の音声が普段より聞きづらく感じます。


B)試験会場、教室の当たりはずれがある。

会場、教室によって大きい教室もあれば小さい教室、スピーカーの位置も様々です。

その結果、教室によってリスニングが聞きやすい教室もあれば聞き辛い教室もあります。


C)席順の当たりはずれがある。

最後は席順です。私も当時これを感じていたのですが、スピーカーに近い席と遠い席では全然聞こえ方が違いました。スピーカーに近いときは感覚的に非常に内容がよく理解できました。


上記の通り、A~Cの問題があります。じゃあこの問題をどうできる限り小さくするか、私は当時下記のことを実行していました。

・リスニング時の最初の試験官による音声確認の際に聞きづらいと伝え、音量をできる限りあげてもらう。

・音量を上げてもらった後にそれでも聞こえづらいと伝え、試験管に席の位置を前に変更可能か聞いて、可能であればスピーカーが近い位置に席を移動させてもらう。


上記の手段を用いることによってできる限りリスニングが普段と同等に聞こえる環境を作ることができます。ぜひ実践してみてください。


以上試験当日にできること、対策ということで、

1)シャープペンではなく、マークシート専用の鉛筆/シャープペンを使用する。

2)試験直前まで公式問題集リスニングを1.5倍速で聞く

3)試験官にリスニングの音量を上げてもらう。席順を変えてもらう。

の3点をご紹介しました。

ぜひ試してみてください。

会社員のTOEIC390点からの大学院留学(オーストラリア クイーンズランド)

TOEIC初受験390点からのオーストラリア大学院留学を成し遂げた会社員の体験記です。 オーストラリア大学院留学を志したきっかけ、英語勉強法、使用参考書、受験申し込み、生活立上げなど様々な視点から有益な情報を 皆様にお伝えしていきたいと思います。

0コメント

  • 1000 / 1000