TOEICとは。いかに効率よく上げるか。
今回は下記についてお話したいと思います。
1. TOEICとは
2. どれくらいの点数が当時必要だったか。
3. どのようにして効率よく点数を上げるか。
TOEICとは
・読む力(リーディング)
・聞く力(リスニング)
に特化したテストです。
最近は、話す力(スピーキング)と書く力(ライティング)に特化した
TOEIC S&Wといった試験も開始しましたが、本ブログでは読む力と聞く力に特化した最も一般的なTOEIC Listening & Reading Test (TOEIC L&R)をTOEICと
してお話をしていきます。
TOEIC L&Rはリスニング(約45分間・100問)、リーディング(75分間・100問)、合計約2時間で200問に答えるマークシート方式のテストです。
リスニング
Part 1: 写真描写問題 6問
Part 2: 応答問題 25問
Part 3: 会話問題 39問
Part 4: 説明文問題 30問
の計100問
リーディング
Part 5: 短文穴埋め問題 30問
Part 6: 長文穴埋め問題 16問
Part 7: 文書読解
1つの文書 29問
複数の文書 25問
の計100問
そしてスコアについて満点は
ライティング、リスニング495点の
計990点
です。ちなみに
スコアは5点刻みになります。
次にTOEICの正解数と得点の関係です。
TOEICの問題数正解数と点数の関係は公式には公になっておらず、受験したテスト問題の内容によっても変動するため一概には何問正解したら何点ということは分かりません。
しかし、TOEICの公式問題集には、掲載されている問題に対するスコア換算表が掲載されています。
またネット上でも多くの方がスコア換算表を作成しています。
引用:トイグル TOEIC配点の仕組みとスコア換算表(2018年10月30日時点)
この換算表でみると当時の私はおそらくリスニング40/100 リーディング45/100 しか
正解できていなかったことになります。基本的にTOEICは4択ですので、運だけで回答したものよりは良いですが、厳しい結果ということがわかります。
では次にこのTOEICのスコアがどれくらいあれば良いのかというのをお話します。
まず当時の大学院試験では、英語以外にも専門科目があり、もちろん専門科目の方が比重が高いので、英語が最優先ということはありません。
しかしながら、
・より良い大学院に進学したい
・人気のある研究室に配属されたい
といった場合にTOEICの点数が極端に悪い場合は非常にデメリットになりますし、逆に非常に点数が高い場合はかなりのポテンシャルになります。
また、なんといっても専門試験の場合は、試験日当日の一発勝負ですが、
TOEICの場合は、
願書提出までに何回でも受験可能
であるため大学院受験を見越して早い段階からTOEICを準備、受験しておくことが心の余裕にもなります。
実際、現在大学院入試の英語でTOEICを利用可能、もしくは強制的に必要な大学院は下記の通り非常に多いです。
引用:一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会 (2019.11.19時点)
もちろん、各大学院によってTOEICのスコアに対する傾斜配点の割合は異なりますが、私の受験した大学院ではおそらくTOEIC750点〜800点以上が英語の点数として満点だったような気がします。
また、大学生、大学院生の皆さんにとってはTOEICでのハイスコアは就活時に有利になったり、社会人の方にとっても昇進時に必要になったりと非常に重要ではないのでしょうか。
採用・昇進時に求められる求められるTOEICの基準の点数、企業一覧
引用:English Innovations(2019.11.19)
当時私の周りの友人達はだいたいTOEIC450〜670くらいが多く、当時の私が目指した得点は600点でした。
では次にどうやって3ヶ月で効率よくTOEICの点数を上げたかについてお話します。
TOEICのスコアを3ヶ月間で上げるために、下記の3点について気をつけました。
1)TOEICの勉強に使った参考書、進め方
TOEICに関する他のサイトや参考書にあるようにTOEICには英語そのものの能力だけではなく、出題形式の特徴を捉えること、テクニックが使えます。
また、3ヶ月と時間が限られているので、使用する参考書の選択が重要になります。
2)勉強環境の整え方、モチベーションの保ち方
皆さん意外とどのような参考書を使用するかなどに重点がいきがちですが、
どうモチベーションを保つか、どのように効率よく勉強するか、集中するか
といった勉強環境の整え方、モチベーションの保ち方
が非常に重要になってきます。
3)試験当日の準備、対策
試験当日に使える豆知識、気をつけたいことがあります。
例えば、試験中にはシャープペンではなく鉛筆を使うことや、
席順、会場によっても正直、当たり外れがあります。
コントロールできないこともありますが、事前に準備できることは
しておいた方が良いです。
次回以降上記の3点について順番にお話していきたいと思います。
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